開墾紀念碑
鍋掛で那珂川を越え、越堀宿から杉渡戸、富士見峠、寺子へと至る。寺子で余笹川を渡河し、曲がりくねった山道を行くと豊岡に入る。
豊岡は蛇沢と呼ばれていたが、近年豊岡に改称した小集落である。
黒川地区は、黒川端村と称され、蛇沢村から分かれた新田といわれている。道中の難所・黒川渡河に対処するための移転であろう。
開田紀念碑は大正2年5月の建立である。
碑文には安政元年とあるが、村の形成から考えると、この時期以前に村が存在している。
新田開発があったことを示したものであろう。
- 所在地
- 〒329-3443 栃木県那須郡那須町芦野
- 交通アクセス